3.企業後継者育成のコンサルティング
現CEOにとっては、優れたプロブレム・ソルバーとしての後継者を育成することが企業存続の条件です。プログレム・ソルバーには、下記の条件を満たす能力が必要です。
●当該問題に関する充分な知識がなくても、問題を解決できる能力
●新しい状況に対して、迅速かつ適切に対応できる能力
●本能的な手段によらずに論理的に問題解決ができる能力
欧米をはじめアジア諸国では、後継者に対し、一般的にConceptual Skillといわれる「思考技術」を、実務を通じて徹底的に、身に付けさせています。また、ビジネススクールでは、Decision Makingの本質の1つとして、そのエッセンスを徹底的に教え込んでいます。
1.Rationaleのエッセンスを実践的スキルとして習得
このコンサルティング活動では、「課題設定と優先順位」、「原因究明と対策」、「意思決定とリスク対応」に関する思考技術を解説するとともに、具体的な課題に対する分析の方法を提示します。全体を通して、Rationale(論理的根拠)のエッセンスを、プライベートなコーチングにより、CEOの実践的なスキルとして習得することを目的とします。
2.「鋭い質問力」を徹底指導
さらに、プログレム・ソルバーにとっては、「鋭い質問力」を持つことは必須です。CEOが部下に対しどれだけ鋭い質問ができるかによって、問題解決の成否が決まるといえます。従って、質問力についても徹底的に指導します。
3.グローバルビジネスで有効
ここで学習するRationaleのエッセンスや鋭い質問力は、グローバルビジネスで充分通用するものです。特に海外のマネジメントにおいては、「鋭い質問力」はリーダーシップにつながる重要な要素として位置付けることができます。